フィリピン留学コラム

【子供の年齢別】フィリピン親子留学のポイントまとめ

サムネイル:親子留学
フィリピンは親子留学先としても人気が高まっている国で、親子留学コースがあります。
親子で授業を受ける場合や、保護者の方のみまたはお子様のみが授業を受けるコースなど、学校によってスタイルは様々です。
親子留学の場合、受け入れ可能年齢やお子様の年齢に対応したカリキュラムがあるか、ベビーシッターの有無、日本人スタッフが常駐しているなど、希望や条件に合わせて学校選びを行うことが重要となってきます。

【0~3歳】乳幼児期のお子さんとの親子留学のポイント

乳幼児のお子様が授業を受けるか受けないかで学校選びのポイントも変わってきます。

授業を受ける場合、学校によっては赤ちゃん向けのプログラムがあり、母子分離レッスンを行うことが可能です。
また、講師も一般的な採用基準に加えて幼児教育の学位を持っていること幼児教育の実務経験がある人などとプラスで採用基準を設けている学校もあります。

お子様が授業を受けない場合は、お子様向けに学校内でベビーシッターサービスを提供していたり、学校内に託児所を設けている学校があります。

ベビーシッターの有無は?

保護者の方が授業を受けている間お子様向けに学校内でベビージッターサービスを提供している学校もあります。
フィリピンでは大家族で幼いころから妹や弟、姪っ子や甥っ子と関わる人が多く、ベビーシッターの制度が盛んなので、お子さんの対応がとても上手なシッターさんが多いです。
ただし、学校によっては土日も対応、授業時間のみ、お子様の年齢の制限があるなど。また、専属の家政婦兼ベビーシッターさんがお子様のお世話だけでなく、家事や食事の用意まで行うサポートなど、条件は様々なので学校に確認をしましょう。

病気になった時の対応は?

病気や怪我など万が一の事態が起こった時、学校に日本人スタッフが常駐していれば病院への付き添いや通訳などができ安心です。
学校によっては学校内に専属のドクターが待機している他、ドクターが学校まで来て診察をしてくれる場合もあります。

また、ジャパニーズヘルプデスクがある病院では日本人スタッフが常駐しており、通訳が付き、手続きも安心して行えます。
病院によっては24時間体制で、MRIやCTなどの最新機器も完備されています。海外旅行保険に加入していればキャッシュレスで診察・治療を受けることができます。

夜泣きが不安…。周辺地域や学校の受け入れ態勢は?

お子様が夜に泣いてしまうのは仕方のないことですが、お部屋の構造によっては隣や周りへの騒音が気になってしまいます。
親子留学を積極的に受け入れている学校や、親子留学に特化した専用の校舎を設けている学校は、周りにも同じ境遇の方が多く、そこまで気にする必要はありません。
また、学校寮ではなくホテルやコンドミニアムに滞在できる学校を選ぶのも良いかもしれません。

準備しておいた方がいいものは?

ミルク、オムツ、おしりふき、ベビーパウダー、ベビーオイルなどはほとんどフィリピンで購入することが可能です。価格は日本と同じくらいか、少し安く購入できます。
品質は日本の方が良いので、こだわりのある方は持参をお勧めします。

離乳食に関して、日本では各月齢ごとにいろいろな段階の離乳食のレトルトがあります。フィリピンでもペースト状のものはありますが、もぐもぐできるような段階のレトルト食はあまり見かけないので、必要な場合は日本から持参された方がよいかもしれません。

【3~6歳】動き出したお子さんとの親子留学のポイント

学校によっては小学生未満でも対応できるカリキュラムが用意されています。歌やダンスを取り入れて楽しんでレッスンを受ける事や、先生と遊んだりお昼寝をすることができます。
お子様の年齢に対応したカリキュラムが用意されているか先生が幼児の扱いに慣れているか身体を動かせたり周りに自然や公園があるか、などを確認すると良いかもしれません。

部屋の広さは十分?

フィリピンの留学でのおもな滞在先は、ホテルか学校の寮になります。

学生寮ではベッド、トイレ、シャワー、冷蔵庫やクーラー等必要最低限の物しかなく広いとは言えないお部屋や、テレビや洗濯機も付いていて広さも十分なお部屋などさまざまです。
ホテル滞在は、リビングやキッチンが備え付けられた自炊可能なコンドミニアムを選ぶことができる場合もあります。洗濯機などの家具も揃っているため、日本の家で生活しているように過ごすことが可能です。

集団生活の環境へのストレス反応が出ないか?

欧米など他国での留学はホームステイがメインとなっていますが、フィリピン留学での学校の寮では、他国の留学生との集団生活になります。
色々な国からきた留学生と仲良くなりたい方にはメリットですが、集団生活に慣れていないと、お子様に限らずストレスが溜まる場合があります。
親子留学の場合、お部屋は家族のみで使用できる学校が多いですが、ホテル滞在であれば食事や洗濯なども他の学生とは別で行うことができるため、集団生活のストレスは軽減されるかもしれません。

滞在地の治安は良いか?

日本に比べると、まだ発展途中の国になりますので、外出の際には注意が必要なこともあります。
なるべく24時間体制でセキュリティーガードが常駐している学校や滞在先を選びましょう。また、フィリピンの治安は地域によってかなり異なります。学校や滞在先周辺の治安もしっかりと事前に調べることが重要です。
また、都心部だと、排気ガスや車通りも多いので外で遊ぶのは難しいかもしれません。きれいな空気の中、外で遊べるよう治安と自然が整っているエリアがオススメです。

【7歳〜】小学生以上のお子さんとの親子留学のポイント

小学生になると、マンツーマンレッスンを一日に数時間受けることになりますが、小学生にとっては大人のように長時間の勉強は集中力が続かない事が多いです。
短時間の勉強でも効果的に学習できる学校や、学校内にプールや子供用の遊戯施設などがある環境を考えて学校を選択するのもリフレッシュしやすく良いかもしれません。

フィリピン留学の主役は親?子供?

親子留学の場合、主役はどちらか決めることで条件や希望が出てくるので、学校選びがしやすくなります。

親御さんが主役の場合
・学びたいコースがあるか
・授業中、お子様もレッスンを受けるのか など
お子様が主役の場合
・お子様の年齢に対応したカリキュラムがあるか
・親御さんもレッスンを受けるのか
・プールや遊戯施設はあるか

など親子留学の場合、主役はどちらか決めることで条件や希望が出てくるので、学校選びがしやすくなります。

小学生向け留学プランの費用は?

授業料、滞在費を合わせて親子2人で1週間平均10~15万円
現地での食費や交通費、ちょっとした娯楽を含めても20万円前後となります。(その他往復航空券代が必要となります。)
ハワイに旅行へ行くより安く済み、勉強だけではなく週末にリゾートやアクティビティを楽しむことができるのでお得です。また、フィリピン留学では寮や食事、掃除や洗濯がセットになっている学校が多いのでお母様も家事をお休みし、息抜きすることができます。

長期休暇の夏休みを利用しよう

フィリピンでの親子留学は、1週間から留学することができる語学学校が多いです。
学校が長期の休みに入る夏休み期間と春休み期間に生徒が急増する傾向があるため、周りの学生との交流も増え良い思い出になるはずです。
また、南の島フィリピンだからこそ、綺麗な海でのマリンスポーツはもちろん、滝や山、天然温泉など勉強以外の楽しみも盛りだくさんです。

少人数の環境でじっくり学習させたいなど、留学時期の融通が利く場合は、夏休みを避けることをお薦めします。

子供の単身留学は15歳以上から

フィリピンに留学する場合は満15歳以上で単独渡航ができます。
15歳未満の方は親御様が同伴いただく必要があります。単独または親御様以外の方が同伴される場合は、事前に日本にあるフィリピン大使館にて許可証を取得する必要があります。
許可証=Waiver of Exclusion Ground(WEG)

まとめ

移動時間が短く、費用が欧米に比べずっと安く、留学は1週間から可能、週末はリゾートを満喫できるなどと、魅力が沢山ありフィリピンは留学先として近年大変注目を集めております。

お子様の夏休みを利用して親子留学に行く方も増えておりますが、学校によってが環境や特徴が様々です。
お子様の年齢を考慮し、授業内容だけではなく滞在先や学校周辺の環境など、しっかりと調べたうえで学校を選びましょう。

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