フィリピン留学コラム

ボホール島のおすすめの観光地・グルメとは

比較的大きな島ですが、ボホール島内の観光スポットは南部に集中しているので島内でのアクセスがしやすく1日で観光スポットを巡れるのでセブ島からの日帰りツアーが主流です。
ビーチは美しいパウダーサンドで、沖合いにはフィリピン有数のダイビングポイントあります。また、手付かずの大自然とスリル満点のアクティビティが豊富に揃っており、観光スポットとして今でも人気上昇中です。
この島の有名スポットは「チョコレートヒルズ」と「ターシャ」ですが、それ以外もここならではの素敵なスポットがいっぱいです。

ボホール島の特徴

フィリピンで10番目に大きな島であるボホール島はセブ島のすぐ隣にあります。
セブ島・レイテ島・ミンダナオ島に守られる形で囲まれており、ルソン島やビサヤ諸島北部と違いボホール島は台風の直撃を受けにくく、また台風が来ても速度が速くすぐに通過するため、大きな被害になりにくいです。このため、気候は比較的穏やかで時期を選ばず1年中楽しめます。

ボホール島で有名なのは世界最小のターシャや、360度一面を1,000個以上の丘に囲まれた幻想的な景観を誇るチョコレートヒルズですが、その他大自然の中でのジップラインやバギーカー体験など豊富なアクティビティが揃っていて1日中、飽きずに遊ぶことができます。
また、ボホール島周辺にはさまざまな素晴らしいダイビングスポットが存在しています。ギンガメアジやバラクーダの群れも多く、海ガメの遭遇率も高いため世界のダイバーに人気です。

ボホール島の魅力

セブ島から高速フェリーに乗り約1時間50分で着いてしまうボホール島は島の半分が大理石に覆われており、世界遺産チョコレートヒルズなどの丘が多いことが特徴的です。
手付かずの壮大な大自然が多く残っている一方で、自然を活かしたアクティビティは飽きずに遊べるほど豊富にそろっています。
ボホール島にはたくさんの見所や体験型アクティビティがあるので、世界各国から観光客が足を運びます。

おすすめの観光スポット

ターシャ保護観察区域

ボホール島の観光では外せないスポットのひとつ。
世界最少といわれるメガネザル「ターシャ」は体長約15cmで手のひらに収まってしまうほど。愛らしい丸くて大きな目が特徴です。過去に起きた密猟や森林破壊などによって保護されたタ-シャの性格はとても繊細でデリケートで、触ってはいけない、フラッシュはNGなどルールがあります。

チョコレート・ヒルズ

ボホール島のほぼ中央部にあり、360度見渡す限り円錐形の丘が1,000個以上も広がっています。
4月~6月の乾燥した時期には草木が枯れ、特にチョコレート色が濃くなることからこの名前が付けられたと言われています。最近では、緑が多い時期は「抹茶チョコレートヒルズ」と呼ぶ人もいるようで、現地でも人気のある観光地です。

バクライヨン教会

フィリピンにあるもっとも古い教会の一つで1595年に建造されましたが、2013年の大地震によって半壊し補修工事が行われました。
バロック様式の建物はサンゴなどを原料として作られていて、古い彫刻が歴史を感じさせてくれます。
博物館も併設されており、有名な観光スポットの一つとなっています。

おすすめのグルメ

ボホール島周辺でおすすめなのが、新鮮なサラダや創作料理で有名なオーガニックレストラン「ビーファーム」です。
ボホール島と橋で結ばれているパングラオ島にあり、ほぼすべての食材がこの施設内のファームで作られています。
テラス席ではボホールの海が一望でき、海を見渡せながらおいしいオーガニック料理を味わえるので女性に特に人気です。

また、ボホールのお土産としてはピーナッツのお菓子「ピーナッツキッス」やピーナッツやもち米、ココナッツミルクと黒砂糖を混ぜ合わせたパンに塗って食べる「カラマイ」が人気です。

おすすめのアクティビティ

ボホール島で大自然と触れ合うアクティビティなら、チョコレートヒルズを一望できる場所にあるのが森の中の遊楽園
Chocolate Hills Adventure Park、通称「CHAP」です。
Chap内には多くのアトラクションがあり、入場料50ペソ、各アクティビティにお金を払い好きなメニューだけ体験できます。

とくに大人気なのがバイク・ジップ(空中自転車)です。バイク・ジップは、山と山の間の550mを自転車に乗って駆け抜けるアトラクションで、高さは約50mあります。スリル満点ですが、360度広がるボホールの大自然を見ながらの爽快感はここでしか味わえません。
バイクジップの他にも、自身で運転できチョコレートヒルズまで目と鼻の先まで近づけるバギーもあります。
また、ロッククライミング、綱渡りアスレチックもあり大人も子供も楽しめるアクティビティが満載です。

ロボック川クルーズ

港から車で約1時間の所にあります。
竹細工の大きな船でジャングルの中を川下りしながら、本格的なフィリピン料理ビュッフェを堪能できます。船上ではライブが行われ、音楽を聴きながら川下りと食事を楽しみ、大自然に包まれた贅沢なひと時を味わえます。
途中、村に立ち寄り竹弓体験や民族ダンスも楽しめます。

スキューバダイビング

ボホール島周辺は世界中のダイバーが注目する人気ダイビングスポットが数多く存在しています。
ボートで30分~40分で行くことができるバリカサグ島は世界中のダイバーから愛される有名なスポットで、ギンガメアジやバラクーダの群れを見る事が出来ます。その他、ウミガメ、クマノミ、ハゼ、ハナダイが乱舞するサンゴなど透明度の高い海で満足の行くダイビングが楽しめます。

ボホール島の行き方

セブ島からフェリーでボホール島へ行くのが一般的です。
まずは日本からセブへ向かいます。
ボホール島へはセブシティの港より毎日何便も複数のフェリー会社から就航しています。セブシティ各所から港まではタクシーだと数十分で到着しますが、マクタン・セブ空港が位置するマクタン島からは約1時間かかります。

ボホール島にはタグビララン港とトゥビゴン港の2つの港がありますが、タグビララン港の方がよく利用されています。

1:日本から直行便でセブ国際空港へ

東京、大阪、名古屋からはセブへの直行便が出ています。
就航当初は週に3、4回と決められた日だけでしたが、今では毎日運航しています。

東京(成田)からは約5時間半

  • フィリピン航空(1日2便)
  • セブパシフィック(1日1便)
  • バニラエア(LCC)

大阪(関空)からは約4時間半

  • フィリピン航空(1日1便)

名古屋(中部)からは約4時間

  • フィリピン航空(1日1便)

直行便を利用しない場合は、フィリピンの首都マニラ経由もしくは韓国や香港などの第3国で経由となります。

2:セブ島からボホール島へフェリー移動

セブ市内の港にはPier1~Pier5までありますが、ボホール島行きのフェリーは「Pier1」より出ています。
ボホール島の「タグビララン港」まで約1時間50分です。
チケットは当日でも購入できますが、週末や時間帯によっては希望のフェリーに乗れないことがあります。事前にアヤラモールやSM CITYのショッピングモールでも時間指定のチケットを購入できるので、前日までに購入しておくと安心です。

ボホール島の交通事情

島全体は大きいのですが、観光スポットは難物集中しており、移動がしやすくなっています。
港の近くのバスターミナルよりバスが出ていて安く乗れますが、数人だとバンを1日貸し切って回る方が効率は良いです。ボホール島でフェリーを降りると、バンのドライバーが待ち構えていますので料金の交渉をしてみましょう。
平均で1台1日当たり3,000ペソ前後が妥当のようです。
また、レンタルバイクを利用することもできます。
もちろんトライシクルも利用できます。到着後に料金を上乗せする悪質なドライバーはあまりいません。事前にしっかり料金の確認をすれば安心して乗ることができます。

宿泊やツアーを申し込んでいると、空港やホテルへの送迎、フェリーやボホール島での移動者の手配等全てお任せできる場合もあるので利用してみてはいかがでしょうか。

ボホール島の治安について

マニラやセブと比べるととても安全と言われており、フィリピン国内でも安全な島として知られていますが、近年イスラム過激派組織と現地治安当局との武力衝突も起こりました。現在ではテロなどは発生していませんが、海外渡航の安全性に関するホームページなどは前もって確認をしておきましょう。
安全とは言え、スリや置き引きなどの軽犯罪は遭遇する確率が高いです。
荷物は常にしっかりと口を閉じて、荷物を置いたまま離れたりしないようにしましょう。

また、ビーチ沿いのリゾートホテルは観光客や地元の人も集まりやすいので夜間も比較的安全ですが、そのエリアを除くと街中であっても夜は暗くて人通りも少ないのであまり出歩かないようにしましょう。

まとめ

フィリピンのセブ島から南にあるボホール島は、セブ島からフェリーで約1時間50分と程近く、アクセスのしやすさでも人気を呼んでいる観光スポットです。
メガネザル「ターシャ」が生息しているほか、「チョコレートヒルズ」と呼ばれる尖った山々があります。ダイビングポイントとしても有名で、ダイバーが沢山集まり、リゾート地としても人気があります。

また、ボホール島は台風などの影響を受けにくい地域で1年中を通してアクティビティが楽しめる場所でもあります。
そして、ボホール島はフィリピンの中でも比較的治安がいいことでも知られています。 基本的な事さえ注意していえば安全にリゾートを満喫できます。
セブ島を訪れた際は、ボホール島にも足を伸ばして見てはいかがでしょうか。

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